エミュレータの概要
エミュレータとは、ゲーム機やPCの機械部分の動作を模倣(エミュレート)して再現するソフトウェアのことです。エミュレータを使うことで、ゲーム機本体がなくてもゲームをプレイすることができるようになります。一般的に、ゲーム機のエミュレータは略して「エミュ」と呼ばれています。

なお、エミュレータに似た言葉でシミュレータというものがありますが、こちらは外見を真似たもので、機械部分の動作を模倣しているわけではないため、エミュレータとは明確に異なります。
ほぼすべてのエミュレータは無料で利用できます。当サイトで紹介しているエミュレータはすべて無料です。
必要になるもの
実機環境とエミュ環境との対応付けは以下のようになります。(下図は例としてPS2の場合)

- PC(必須)
エミュを実行するために必要です。昔のエミュの場合は低スペックのPCでも問題ありませんが、PS2等最近のエミュを動作させる場合は高スペックのCPUとグラフィックカードを搭載したPCが必要になります。
- エミュ(必須)
実機本体に相当するソフトウェアです。シェアウェアのものも一部ありますが、ほとんどはフリーソフトです。同じゲーム機用のエミュでも、対応機種や実装機能によって何種類もあります。大抵の場合は人気の高いエミュを選べば大丈夫です。
- BIOS(場合により必要)
ROMファイルやコントローラ、グラフィックス、サウンドなどをコントロールするプログラムで、吸出し機を使ってイメージ化します。一部のエミュでは、BIOSがないとゲームが動作させることができません。
- ゲームパッド(あれば便利)
ゲーム機同様の操作感でプレイするためにあったほうが便利です。
- ROMファイルorゲームソフト(必須)
ゲームソフトのイメージファイルです。カセットやカートリッジの場合は吸出し機を使ってイメージ化します。CDやDVDの場合は、ディスクをそのままPCのドライブにセットすれば動作します。
BIOSとROMファイルについて
BIOSや、カセットやカートリッジ形式のゲームソフトをPCのイメージファイルとして保存するためには実機からの吸出しが必要となります。吸出し方法については、えみゅなびで詳しく紹介されています。また、吸出し機については、製作代行サービスをパソファミの作者が行われています。
エミュのメリットデメリット
エミュには、ゲーム機とは違いエミュならではのメリット、デメリットがあります。主に以下のようなものが挙げられます。
[メリット]
- どこでもセーブ可
戦闘中や移動中など、どこでもどんな状態でもセーブすることができます。
- ネット対戦
ファミコンやスーファミ、PS等、本来ネット対戦機能がないものでもインターネットを使って離れたユーザと対戦することができます。
- 管理が容易
ファイルとして管理できるので、かさばらず、劣化もおきません。
- 画面がきれい
ファミコンやスーファミ等ドットの目立つ機種で、カクカクしたキャラや文字が滑らかで見やすくなります。
- その他付加機能
スピードの変更やパラメータ(HP,MP等)の変更、スクリーンショット、動画での保存等本来のゲーム機にはないさまざまな機能があります。
[デメリット]
- 難しい
一部のエミュでは、動作させるために色々な設定が必要となります。
- 高性能なPCが必要
PS2等のグラフィック性能の高いエミュレータを動作させる場合は、かなりハイスペックのPCでないと動作が非常に遅くなります。(PS以下のエミュであれば、標準的なPCでも十分なスピードで遊べます。)
- 動作しない場合がある
すべてのゲームが動作するわけではなく、一部ゲームは動作しないことがあります。(特に最近発売されたゲーム機)
- 英語表記
主要なエミュは日本語パッチがあり、かつ詳細な解説サイトがあるため問題はありませんが、リリース直後のエミュは英語のものがあります。